加藤先生の回答が、もっとも妥当かつ公平な判断基準を与えていると思います。が、ここでは私の主観に沿って回答させていただくと:
古市憲寿 私が知っている範囲では、マスコミに出始めた当初は自分から「学者」を名乗ったことはなかったはず。ピースボートの乗船体験をネタにして修士論文を書き、それを書籍化した『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』(2010)で注目されて、その後はテレビのコメンテーターと作家として活躍していますが、大学は離籍している筈ですし、学術論文は書いていません。「社会学者」という肩書はマスコミが勝手に付けているにしても、詐称に当たると思います。
宮台真司
数理社会学の分野『権力の予期理論』で博士号を取得(1990)した後は、ブルセラや援助交際関係で活発な言論活動を行なったことで有名な方です。ネットで検索する限りにおいて査読論文がほとんど出てこないので、学術論文執筆よりも言論活動が圧倒しているタイプの「大学の先生」。
三浦瑠麗
安倍政権に珍重され保守で受けは良いですが、リベラルや左翼な方々からは「あんなの学者じゃない」とさんざんにこき下ろされています。東大農学部在学時代に自由民主党主催の第1回「国際政治・外交論文コンテスト」で党総裁賞を受賞。これで注目をあつめたとされるのですが、「論文の体裁を成していない感想論文」という酷評もありますし、実際読んでみると「感想文」です。
加藤先生の回答が、もっとも妥当かつ公平な判断基準を与えていると思います。が、ここでは私の主観に沿って回答させていただくと:
古市憲寿 私が知っている範囲では、マスコミに出始めた当初は自分から「学者」を名乗ったことはなかったはず。ピースボートの乗船体験をネタにして修士論文を書き、それを書籍化した『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』(2010)で注目されて、その後はテレビのコメンテーターと作家として活躍していますが、大学は離籍している筈ですし、学術論文は書いていません。「社会学者」という肩書はマスコミが勝手に付けているにしても、詐称に当たると思います。
宮台真司
数理社会学の分野『権力の予期理論』で博士号を取得(1990)した後は、ブルセラや援助交際関係で活発な言論活動を行なったことで有名な方です。ネットで検索する限りにおいて査読論文がほとんど出てこないので、学術論文執筆よりも言論活動が圧倒しているタイプの「大学の先生」。
三浦瑠麗
安倍政権に珍重され保守で受けは良いですが、リベラルや左翼な方々からは「あんなの学者じゃない」とさんざんにこき下ろされています。東大農学部在学時代に自由民主党主催の第1回「国際政治・外交論文コンテスト」で党総裁賞を受賞。これで注目をあつめたとされるのですが、「論文の体裁を成していない感想論文」という酷評もありますし、実際読んでみると「感想文」です。その後東大大学院公共政策教育部に進んで博士号を取得し、保守系論客として活躍しました。査読論文は出していますし、シンクタンクなどでもご活躍ですが、「若くて頭の良い美人の女性が保守系論壇に来たということでオヤジ政治家たちが重用した」という陰口が絶えません。そういう悪口を差し引けば、普通の研究者なんでしょう。先日、夫がメガソーラー詐欺で逮捕されたこと、夫の顧問弁護士が統一教会信者だったこと、内閣官房成長戦略会議で三浦瑠璃が(利害関係者なのに)メガソーラー推進を提唱していたことなどが暴かれてバッシングが起こっていることは周知の通りです。
番外編:落合陽一
この人は検索すると査読論文がズラーっと出てくるような人なので「学者」でなんの問題もないのですが、いかんせんお父さんが「落合信彦」さんなので、そこで色眼鏡で見られている側面はあるかと思います。
この中の成田悠輔さんが「日本の学校も教授の地位をバラまけばいいのに」というようなことを言っていました。肩書きがないとテレビに出にくいそうですが、知見を持っているのにテレビで使ってもらえないという人は少なくないようですね。
成田さんは任期付きのアシスタントプロフェッサーという肩書きだったと思うのですが、この間に学術的な成果を上げるか、実業で実績を上げるか、あるいはメディアで名前を売るなどして次のポジションを獲得しなければなりません。その意味では「あのイエール大学の」というのは非常にテレビで使い勝手のいい肩書きになっていますし、仮にそれが世の中にバリューを提供できるなら悪いことではないと思います。
過去の学術論文数で学者の実績を測るというのは非常に学術的には「正しい」在り方だとは思うのですが、学者の評価というのはそれだけではないんだろうと思います。逆に論文さえ出していればとなってしまうと「実世界から切り離される」危険もあります。思考停止です。
ただ「学者」である以上は定期的に新しい知見を社会に提出する必要があります。
例えば海外の事例を紹介するだけということであればそれは学者ではなく「サイエンスライター」の領域ですし、高齢で自説を延々と述べるだけの老害になったMCの補佐兼介護役みたいなことが本職になっている人が仮にいるとすれば(仮にいるとすればですよ)それは学者ではなく単なるテレビタレントです
この中の成田悠輔さんが「日本の学校も教授の地位をバラまけばいいのに」というようなことを言っていました。肩書きがないとテレビに出にくいそうですが、知見を持っているのにテレビで使ってもらえないという人は少なくないようですね。
成田さんは任期付きのアシスタントプロフェッサーという肩書きだったと思うのですが、この間に学術的な成果を上げるか、実業で実績を上げるか、あるいはメディアで名前を売るなどして次のポジションを獲得しなければなりません。その意味では「あのイエール大学の」というのは非常にテレビで使い勝手のいい肩書きになっていますし、仮にそれが世の中にバリューを提供できるなら悪いことではないと思います。
過去の学術論文数で学者の実績を測るというのは非常に学術的には「正しい」在り方だとは思うのですが、学者の評価というのはそれだけではないんだろうと思います。逆に論文さえ出していればとなってしまうと「実世界から切り離される」危険もあります。思考停止です。
ただ「学者」である以上は定期的に新しい知見を社会に提出する必要があります。
例えば海外の事例を紹介するだけということであればそれは学者ではなく「サイエンスライター」の領域ですし、高齢で自説を延々と述べるだけの老害になったMCの補佐兼介護役みたいなことが本職になっている人が仮にいるとすれば(仮にいるとすればですよ)それは学者ではなく単なるテレビタレントです。もちろん「それが価値のない仕事だ」とは言いませんが学者ではありません。
テレビの仕事はある程度のニッチを得てしまうとそれだけで暮らしが成り立ってしまいます。このため「特に新しい知見を提出していなくても生活が成り立つ」となったところでその人は学者ではなくなってしまいます。
その意味ではこれまでどうだったのかではなく、現在どんな価値を提出しているのかという点が問題になるんだろうと思います。
マスコミ的な扱い、立ち位置が似てるので比べられるのかもしれませんが、学問的な観点からは違いは明らかと思います。日本の代表的な研究者データベースresearchmapに掲載されているのは以下の3名だけです。あとは、ご自分でご判断ください。
研究者の実績って難しいですよね。
加藤さんの回答にあるresarchmapやGoogle Scholarなどで彼らの名前を検索することである程度実績が見えてくると思います。
三浦氏については、どうもMiura Lullyという、ペンネーム(失笑)での執筆、また、論文というよりは雑誌などへの奇行が多く、それでもヒット件数はしれています。
落合陽一氏や成田悠輔氏は結構な数が出てきます。宮台真司、中野信子氏はS MiyadaiやN Nakanoなどでも結構ヒットしているので姓と名前のイニシャルが同じ人の可能性もあります。タイトルを見ると必ずしも彼らの専門ではないジャンルも有るようですから。
ただ、論文は確認できます。
また、古市氏と三浦氏を除く4氏についてはある程度継続的に教授や客員教授レベルの大学の教員をやっているという実績があります。三浦市は2年ほど客員教授をやっていますが、其れ以外はあっても講師です。
前述加藤さんの指摘では古市氏は学者を自称したことがないのでは?ということが提起されていたので、彼は除外してもいいのではないかと思いますが、上記のようなチェックを行うと出てくる検索結果の感じは三浦瑠麗氏と似ています。
逆に言うと、学者のはずの三浦氏は学者を自称しない古市氏とさして変わらないということです。
落合陽一はまともだと思います。
しかし、古市にはそもそもリサーチマップが割り当てられていません。だから学者ではありません。
成田悠輔氏の業績はこちらです。
https://scholar.google.com/citations?user=EPQZFzwAAAAJ三浦瑠麗は全くまともではありません。査読済みの論文は探しましたが見当たりません。
リサーチマップがやはり、三浦瑠麗には割り当てられていません。東大は頭がおかしいのかと思います。
中野信子のリサーチマップも原信子も見当たりません。
博士論文は
こちらで確認できます。この時点ではまともだったのだろうと推測します。
ウェキペディアにある
- Hara, N. & Mima, T. Anatomical correlates of absolute pitch studied by VBM. Neuroscience Research 65, S209-S209 (2009).
- Hara, N. F., Nakamura, K., Kuroki,
落合陽一はまともだと思います。
しかし、古市にはそもそもリサーチマップが割り当てられていません。だから学者ではありません。
成田悠輔氏の業績はこちらです。
https://scholar.google.com/citations?user=EPQZFzwAAAAJ三浦瑠麗は全くまともではありません。査読済みの論文は探しましたが見当たりません。
リサーチマップがやはり、三浦瑠麗には割り当てられていません。東大は頭がおかしいのかと思います。
中野信子のリサーチマップも原信子も見当たりません。
博士論文は
こちらで確認できます。この時点ではまともだったのだろうと推測します。
ウェキペディアにある
- Hara, N. & Mima, T. Anatomical correlates of absolute pitch studied by VBM. Neuroscience Research 65, S209-S209 (2009).
- Hara, N. F., Nakamura, K., Kuroki, C., Takayama, Y. & Ogawa, S. Functional neuroanatomy of speech processing within the temporal cortex. Neuroreport 18, 1603-1607 (2007).
- Nakamura, K. et al. Task-guided selection of the dual neural pathways for reading. Neuron 52, 557-564 (2006)
こちらと他にも確認しましたが、割愛します。
同様に、宮台真司も
一切科研費を文科省と戦って論文を書くような姿勢は見受けられません。
ここに、東大の闇を見ているのは私だけでしょうか。
とても面白い質問ですね。私見を述べさせてください。
落合陽一氏・・・
性質:頭良い、誤解多い、早合点が多い。よくわかっていなくても相槌を打て、相手に気づかせない才能があるため、しばしば会話が横道にそれる。自認は理系だが、間違いなくかなりの文系(感性)の人。会話して楽しい人。
批評:新しい知識とか流行りを知りたい場合に重宝する。ただ、内容は話半分で聞く必要がある。
宮台真司氏・・・
性質:超頭がいい。広い知識があり本質をつかむ力がすごい。日本と民主主義の将来を憂う気骨の人。聞き手の理解力を無視して語るので、討論が成立しないことがしばしば。
批評・・・何を言っているか基本理解できている人にとっては、かなり参考になる人。
成田悠輔氏・・・
性質・・・超頭がいい。自称サイコパスだが頭の悪い人向けのエクスキューズであり、かなりの策士でもある。
理論と現実がぶつかり合うと理論をとるため、頭でっかちと言える。経済学者だが、全体がわかっているわけではなく専門分野に特化している本物の学者気質。
また、テレビがいかにダメかという事もよく理解されている。
批評・・・本音がとても読みづらい。
普通の人を手玉に取りつつ相手にそれを気づかせない頭の良さに感服させられる。
また、よく知らない事に適当に論評してるだけなのに、頭が良すぎて、聞いているコメンテーターを感心させたりできる特技がある。一般ピープルを内心バカにしているツイートに、一
とても面白い質問ですね。私見を述べさせてください。
落合陽一氏・・・
性質:頭良い、誤解多い、早合点が多い。よくわかっていなくても相槌を打て、相手に気づかせない才能があるため、しばしば会話が横道にそれる。自認は理系だが、間違いなくかなりの文系(感性)の人。会話して楽しい人。
批評:新しい知識とか流行りを知りたい場合に重宝する。ただ、内容は話半分で聞く必要がある。
宮台真司氏・・・
性質:超頭がいい。広い知識があり本質をつかむ力がすごい。日本と民主主義の将来を憂う気骨の人。聞き手の理解力を無視して語るので、討論が成立しないことがしばしば。
批評・・・何を言っているか基本理解できている人にとっては、かなり参考になる人。
成田悠輔氏・・・
性質・・・超頭がいい。自称サイコパスだが頭の悪い人向けのエクスキューズであり、かなりの策士でもある。
理論と現実がぶつかり合うと理論をとるため、頭でっかちと言える。経済学者だが、全体がわかっているわけではなく専門分野に特化している本物の学者気質。
また、テレビがいかにダメかという事もよく理解されている。
批評・・・本音がとても読みづらい。
普通の人を手玉に取りつつ相手にそれを気づかせない頭の良さに感服させられる。
また、よく知らない事に適当に論評してるだけなのに、頭が良すぎて、聞いているコメンテーターを感心させたりできる特技がある。一般ピープルを内心バカにしているツイートに、一般ピープルの「いいね!」を大量に付けさせる特技もある。
中野信子氏・・・
性質・・・頭はごく普通。突っ込みどころ満載の著作が多く、特に数字に弱い。読み物としては面白いかも。
批評・・・既婚男性の75%が浮気経験者だったことを"取材と計算"で導き出したため、「うんな訳ないがな」的とんでも論を信じて疑わない。全く現実を見れないが、それが人に説明する場面では、聞く人が理解できるレベル(つまり現実の複雑性が欠落した、シンプルな理屈)でしゃべるため話は理解しやすく面白い。
三浦瑠璃氏・・・
性質・・・頭が良い。保守。周りの目を気にし、何を求められているかのポジショントークができる。中野氏と違うのは、自説を論じるのに"現実社会の複雑性"を加味しすぎて、読み手が誤解する論評が散見されることである。
「社会学者、宮台真司氏は、学者として評価の高い方なのですか?」のような質問には、同じ学者である私自身からは答えにくいのですが、ちょっと気になって、取り止めのない駄文を書いてみることにしました。
学者には、主にその著書業績の永続性・寿命によって、生存中から高い評価が揺るぎない人の場合と、評価が分かれ、一流との評価が定着するには死後の影響力を待つ必要がある場合があります。宮台さんは、どちらかといえば後者といってもいいようですが、氏自身いまだ活躍途上にあり、そんな評価は受けたくないと思いますし、失礼にあたるかもしれません。
私がこの質問に答えてみようと思ったのは、質問者さんの質問の契機が、先日宮台さんが都立大学の学内で夕方暴漢に襲われたとの報道かな、と思ったからです。「首のあたり」を切り付けられ重傷を負ったとのことで、私もこの犯行に不気味なある共通性を感じました。それは他でもない、30年前、『悪魔の詩』を翻訳した私の大学の同僚五十嵐一さんが、7階のエレベーターホールで首がほぼ切断された遺体で発見されたのを思い出したからです。同僚も同僚、私の六階の研究室の真上が五十嵐研究室。いつも同じエレベーターに乗っていました。
宮台さんは、新保哲生さん主催のビデオニュースドットコムの共同主催者といってもよく、しばらく前まで有料会員の費用を払って毎週宮台さんの言説を拝聴していました。ここでも、ある意味五十嵐さ
「社会学者、宮台真司氏は、学者として評価の高い方なのですか?」のような質問には、同じ学者である私自身からは答えにくいのですが、ちょっと気になって、取り止めのない駄文を書いてみることにしました。
学者には、主にその著書業績の永続性・寿命によって、生存中から高い評価が揺るぎない人の場合と、評価が分かれ、一流との評価が定着するには死後の影響力を待つ必要がある場合があります。宮台さんは、どちらかといえば後者といってもいいようですが、氏自身いまだ活躍途上にあり、そんな評価は受けたくないと思いますし、失礼にあたるかもしれません。
私がこの質問に答えてみようと思ったのは、質問者さんの質問の契機が、先日宮台さんが都立大学の学内で夕方暴漢に襲われたとの報道かな、と思ったからです。「首のあたり」を切り付けられ重傷を負ったとのことで、私もこの犯行に不気味なある共通性を感じました。それは他でもない、30年前、『悪魔の詩』を翻訳した私の大学の同僚五十嵐一さんが、7階のエレベーターホールで首がほぼ切断された遺体で発見されたのを思い出したからです。同僚も同僚、私の六階の研究室の真上が五十嵐研究室。いつも同じエレベーターに乗っていました。
宮台さんは、新保哲生さん主催のビデオニュースドットコムの共同主催者といってもよく、しばらく前まで有料会員の費用を払って毎週宮台さんの言説を拝聴していました。ここでも、ある意味五十嵐さんと共通したところがあって、それは恐るべき博識というところです。ただ、人格温厚な五十嵐さんに比べれば、宮台さんの発言には一種の「毒」があるような気がします。
宮台さんからは恩師である丸山眞男の名前がよく出てきて、ビデオニュースドットコムに招かれる識者もリベラル系の方が多いですが、宮台さん自身からは、右も左もなく独自の「学問」を打ち立てようとする気迫が感じられます。ただ、時に独断調であったり、「けつなめ」といった下品な言い方をおそらく公共の電波では最初にし始めた人だろうと思います。
ですから、人気がある一方で誹謗されることも少なくないでしょう。その意味で、「学者」としての定まった評価はまだまだ、現状では分かれているように思います。
三浦瑠麗氏の実績の大半はうさんくさい(ピアレヴューを受けていない)ものですが、少なくとも1つ「学界展望 国際政治」『国際学会雑誌』2014年2月という割にしっかりした論文業績があります。
サーヴェイ論文で独創性に欠けると言われればそれまでですが、一応我が国では一番権威のある政治学の学会の雑誌(東京帝国大学法学部に政治学科ができたときからの機関誌)にーーたとえサーヴェイ論文であれーー書かせてもらえたのですから、それなりの質ではあったのでしょう。
リクエスト、ありがとうございます。
今から15年前。
自由が丘のスターバックスで、ふたりの大学生が会話をしていました。
「俺も地元では大概秀才と呼ばれてきたけど、慶応で古市憲寿には勝てないわ」
「確かにあいつは天才だよな」と。
当時、私の仕事をアルバイトとして助けてくれていたのが彼で、とても礼儀正しく聡明で話も面白かったですね。
だからこそ、彼が東大の大学院に進む時にうちの会社のボードメンバーとして迎え入れました。
うちの会社でのニックネームは「ひとり電通」。
いつも素晴らしい分析レポートを書いて、コンサルティング先のクライアントが驚嘆していたことを思い出します。
なお、彼はテレビを「あくまでもティービーショー」として捉えており、あえて炎上商法に徹しているのだと思います。
なぜなら、彼が本気でロジカルな解説をしたり、コメンテーターを論破したらほぼ誰も太刀打ち出来ないことでしょう。
そして、彼の著書やエッセイを読んでも、まだまだ彼は自分の個性や能力の半分も表現していないなと、ニヤリとさせられています。
私は、以前はメディアの露出度が高い人はそれなりに学者として評価されていると誤解しておりました。しかし、インターネットの普及により、大手メディアによる情報操作が白日の下に出されるようになってからは、メディアの露出度が高い場合には、その人の実績を見る前に、その露出度が高いという理由だけで、逆に、その裏には何か大手メディアの企みがあるのではないかと疑うようになりました。
リクエストにお応えしたいのですが、私は落合陽一氏と接点がありません。いつもならスルーする質問です。でもリクエストくださったのが尊敬する小林誠氏なので、「凡人エンジニアから見て落合陽一氏はどう見える?」という質問だと思って回答します。
ちなみに、直接の回答は最後です。
落合氏を知ったのはYahooのトップだったので、茂木健一郎氏や尾木ママと同じ種類のお騒がせ人かと思っていました。でも、Wikipediaを見るとそうでないことがわかります。大層な肩書をたくさん持っています。
私は権威主義者ではないので肩書くらいで恐れ入ったりしないのですが、これだけ大きな肩書をたくさん持っているということは、人物像が想像できます。ご自身の研究で成果を出していて、研究界からの期待も大きい人なのでしょう。
特に最近は、才能があっても経済力がないと博士号をとれませんから、才能と経済力が両立している人は人気なのだと思います。
私のように「計算機をどうやって器用に使うか」ではなくて、「計算機を使ってどんなに面白いことができるか」に挑戦している人に見えます。私が計算機のビルダーであるのに対し、落合氏はユーザーとしてアプリケーションに注力しているみたいですね。
研究テーマはキラキラしています。これで成果が出せなければただの『意識だけ高い系』なのですが、成果をきちんと出していますね。
落合氏には面識がないのですが、博士課程指導教授の
リクエストにお応えしたいのですが、私は落合陽一氏と接点がありません。いつもならスルーする質問です。でもリクエストくださったのが尊敬する小林誠氏なので、「凡人エンジニアから見て落合陽一氏はどう見える?」という質問だと思って回答します。
ちなみに、直接の回答は最後です。
落合氏を知ったのはYahooのトップだったので、茂木健一郎氏や尾木ママと同じ種類のお騒がせ人かと思っていました。でも、Wikipediaを見るとそうでないことがわかります。大層な肩書をたくさん持っています。
私は権威主義者ではないので肩書くらいで恐れ入ったりしないのですが、これだけ大きな肩書をたくさん持っているということは、人物像が想像できます。ご自身の研究で成果を出していて、研究界からの期待も大きい人なのでしょう。
特に最近は、才能があっても経済力がないと博士号をとれませんから、才能と経済力が両立している人は人気なのだと思います。
私のように「計算機をどうやって器用に使うか」ではなくて、「計算機を使ってどんなに面白いことができるか」に挑戦している人に見えます。私が計算機のビルダーであるのに対し、落合氏はユーザーとしてアプリケーションに注力しているみたいですね。
研究テーマはキラキラしています。これで成果が出せなければただの『意識だけ高い系』なのですが、成果をきちんと出していますね。
落合氏には面識がないのですが、博士課程指導教授の暦本氏には会ったことがあります。クウジット㈱の飲み会でした。PlaceEngineやCyberCodeを発明したことになっていますが、技術的な話題を暦本氏にふると、ぜんぶ取り巻きが話題を変えてしまいました。広告塔をやっている人のようです。暦本氏が副所長をやっているソニーCSLも過去30年以上ろくな成果出していませんしね。茂木健一郎氏のいる研究所です。
以上から類推される落合氏の人物像は、「計算機をつかって表現することを目的とし、緻密でエネルギッシュで独自性のある秀才」だと思えます。凡人エンジニアである私とは縁がないですね。
30歳を超えて厨二病キャラ設定でメディアに露出している所は唯一無二でしょうね。
落合氏は自らを「現代の魔法使い」と僭称してそれっぽい横文字ワードを多々並べ立てながら、テクノロジーによる未来や専門外の分野にも自己解釈によって生じた社会批評等を語る芸風で知られています。
これ、実は厨二病発症患者と全く同じ状態なんですよ。
>具体的な症例としては、自分を特別視したり、自分に妙なキャラや設定を設けたり、異常なほどの正義感に燃えたり、逆に悪ぶったり、狭い視野にも関わらず社会批判をしたり、厭世的になったりするものが挙げられる。
自分を魔術師だと思い込み、それっぽい横文字を多用しながら自己の妄想を具現化した言葉を語る・・・こうした厨二病の症例は発症した人なら少なからず思う所はあるのでは無いでしょうか。筆者も過去の古傷が・・・アイタタタ。
https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/
特に落合氏はAIについての言及が中心である一方で研究室の概要を見るとデジタルネイチャーというAIとは無関係な専門分野を研究している所が読み取れます。専門的知見で担保されていないので人によっては妄想と処断されても仕方ない点はあります。
こうしたキャラ設定が支持されるのは、支持している側もそれに通底した感性の持ち主である点が大きいと考えます。
なんかカッコ付ける目的で
30歳を超えて厨二病キャラ設定でメディアに露出している所は唯一無二でしょうね。
落合氏は自らを「現代の魔法使い」と僭称してそれっぽい横文字ワードを多々並べ立てながら、テクノロジーによる未来や専門外の分野にも自己解釈によって生じた社会批評等を語る芸風で知られています。
これ、実は厨二病発症患者と全く同じ状態なんですよ。
>具体的な症例としては、自分を特別視したり、自分に妙なキャラや設定を設けたり、異常なほどの正義感に燃えたり、逆に悪ぶったり、狭い視野にも関わらず社会批判をしたり、厭世的になったりするものが挙げられる。
自分を魔術師だと思い込み、それっぽい横文字を多用しながら自己の妄想を具現化した言葉を語る・・・こうした厨二病の症例は発症した人なら少なからず思う所はあるのでは無いでしょうか。筆者も過去の古傷が・・・アイタタタ。
https://digitalnature.slis.tsukuba.ac.jp/
特に落合氏はAIについての言及が中心である一方で研究室の概要を見るとデジタルネイチャーというAIとは無関係な専門分野を研究している所が読み取れます。専門的知見で担保されていないので人によっては妄想と処断されても仕方ない点はあります。
こうしたキャラ設定が支持されるのは、支持している側もそれに通底した感性の持ち主である点が大きいと考えます。
なんかカッコ付ける目的でそれっぽい横文字ワードを多用したり、自分は周りの奴らとは違うんだと特別視してみたり、謎の肩書を並べ立てて妙なキャラ設定とかも設けたがる。そういう傾向のある人達が彼のファン層に多いと見受けられます。
そう、意識高い系とは遅れてやってきた厨二病の事を指すのです。
評論家じゃなく、学歴的にもすごい社会学者です
ただ、自分には異常な人間に見えます
援助交際は当たり前のように賛成し、女子高生と交際し、不倫だとか、モラルは頭になく、性癖が抑えられない気持ち悪いおっさんだと感じました
土台がこのような人間であれば、その先の言動もズレていくのは当然で、自分には得るものがなかったです
不気味で、前から怖かったです(自分は彼の教え子ではないです、念の為)
カレーをストローで食す 落合さん。
→お腹いっぱいになったら眠くなる、でもカレー食べたいな。
→じゃあ米なしでカレールーだけ食べればいいのか
→ストローなら皿も必要ないし最高
そういう発想の持ち主でいらっしゃいます。
睡眠時間が中学時代から だいたい3時間らしいです。
それでゲームは好きだけどやる時間がないので、FF7のリメイクが出た際には寝る前に同僚?友達?にプレイしてもらい、落合さんが寝落ちするまでプレイしてもらってたそうです。
ちなみに結婚されて、お子様もいらっしゃいます。
あと都市伝説ですが
食事はほとんどグミらしいですね。
【2020年度版】落合陽一が色々やりすぎていて一体何やってるのか理解できなかったり,雰囲気でわかったつもりになってしまっているときに最初に読むnote(無料配信)|落合陽一|note
カレーをストローで食す 落合さん。
→お腹いっぱいになったら眠くなる、でもカレー食べたいな。
→じゃあ米なしでカレールーだけ食べればいいのか
→ストローなら皿も必要ないし最高
そういう発想の持ち主でいらっしゃいます。
睡眠時間が中学時代から だいたい3時間らしいです。
それでゲームは好きだけどやる時間がないので、FF7のリメイクが出た際には寝る前に同僚?友達?にプレイしてもらい、落合さんが寝落ちするまでプレイしてもらってたそうです。
ちなみに結婚されて、お子様もいらっしゃいます。
あと都市伝説ですが
食事はほとんどグミらしいですね。
【2020年度版】落合陽一が色々やりすぎていて一体何やってるのか理解できなかったり,雰囲気でわかったつもりになってしまっているときに最初に読むnote(無料配信)|落合陽一|note
落合:どうでもよい、道端で勝手気ままに踊ればいいのに・・・
古市:あんまり頭が良さそうに見えん、いてもいなくてもどうでもいい、話始めると邪魔。
三浦:別に見ても聞いてもしょうがない、価値が希薄、
宮台:この人はどうして偉そうに断定するんだろう、バカだから威張りたいだけなのかもしれません(笑)話の内容が希薄、淡白
中野:好きなタイプ、やさしそう。
みんな、人の話、好きだねぇ。これまでどうあれ、こうなったらおしまい。ああだけはなりたくないなというところ。一度でもあのスタジオの強烈な照明にさらされると、生理学的に、だれでもメンタルがおかしくになっちゃうんだよ。プロのタレントさんたちでもそうなのだから、世間知らずの学者なんかかんたんに精神が壊れる。あとは、あのざま。まあ、引き出す方は、時価の商材として高値で売り飛ばせれば、その人が後先どうなろうと知ったことじゃないし。と、ちょっと前職を懺悔。ヨタでマスコミに酔い遊ぶのも楽しいけれど、有限の人生、やつらに弄ばれないように、研究者としての本業の自覚が肝要。それに、「有名人」の評価動向ことばかり気にしているなんて、やっていることは、それ、マスコミスズメの連中と同じだぜ。研究者の研究対象は、研究者じゃない。むしろ世間に背を向け、目の前にある自分の研究対象と向き合おうよ。
宮台真司とんでもない社会学者である。彼は1992年頃から『援助交際』を素材とした『性の自己決定論』なるものを展開し性行動は、倫理道徳、親や教師などに依って、規制されるものではなく、自己の意思や判断で決定すべきであると主張。さらに自分を棚に上げて青少年の売春買春及び性行為をも「いけない」と規定しない事と主張。更には児童福祉法が規定している18才未満の男女について、これを相手に買春を禁じている。しかし、宮台真司は条件付き賛成の立場を主張している。即ち、青少年の性行為を「いけない」と規定しないことを主張し「性の自己決定論」を強調し学校教育プログラムが現に実行されている。
こうした宮台真司の思想の背景にイギリスの自由主義哲学がある。J.Sミルの「自由論」である。ミルはこの中で自らの私的な不倫をを正当化する論理を展開する。ミルは堂々と一妻二夫主義のテイラー夫人の愛人となり、その子供らと共棲する異常な家族を演ずる。当時世間は彼に非難を浴びせるがミルは「私の自由だ!私の勝手だ!大人の男女関係は自己決定させろ!」と反論した。その書が「自由論」なのだ。だからこの書は個人的な世間に対する反駁の書であったのである。そんな「自由論」を信奉したのが宮台真司である。従って宮台真司の主張の背景に反社会、反倫理、反道徳の背信的な自己中心性が見え隠れしている事を押さえておかなければならないであろう。
落合陽一氏に比べると月とスッポンですが、同じ計算機科学者、メディアアーティスト、経営者(ただし僕は個人)、社会活動家、TEDxスピーカー、大学教員として彼を尊敬しています。
ひとりのエンジニアとして彼を見たときに、面白いなあと思ったのが彼の「複雑さに萌える」ところです。彼は生粋のエンジニアなんだなあと感じました。ブログ記事「落合陽一の萌えポイントを見た話」
を書きましたので、ご笑覧頂ければ幸いです。僕自身は複雑さよりも単純さ、正確に言うと複雑な自然現象が「人工物(数学)によって簡潔に記述出来る」事に萌えるので、エンジニアになりきれていないなあと感じます。
追記:Quoraブログにも書きました。
脚注
大阪大学 量子情報・量子生命研究センターの藤井啓祐教授
量子コンピュータ研究の最前線 ヨビノリ
量子ゲートのアルゴリズムを理解できるゲーム「量子パズルアクション QuantAttack」も考案。
大阪大学 量子情報・量子生命研究センターの藤井啓祐教授
量子コンピュータ研究の最前線 ヨビノリ
量子ゲートのアルゴリズムを理解できるゲーム「量子パズルアクション QuantAttack」も考案。
一見つっけんどんだけどサービス精神があり、お座敷がかかった時にきちんと結果を出せる、クリエーターとしての活動をかなりの持ち出しでしっかりやっている、一度見たら忘れない風貌、服装に気を使っている、など、コンテンツ以前に売れるための努力を惜しまないところがすごいと思います。父親は有名なジャーナリストであることはかなり知られていますが、自分からは一切言及しません。この辺りの見せ方はとても上手です。ここまでできている人は見当たりません。海外でも似た人を知りません。
コンテンツについては私向きではないのですが、計算機-自然というキーワードはなかなか素晴らしいのではないかと思います。また、明治時代の近代の教育や社会のあり方についての批判はかなり的確だと思っています。
私のように一日中わかりにくいバグを追いかけ回すような仕事をしていると、華々しいご活躍が羨ましくもあり、嫉妬心は覚えますが、有名人を当てこすったりしてウサを晴らすところまでは落ちぶれてないつもりです(他の回答者さんとはなんの関係もありません。不快だったら本当にすいません)。
wikipedia 見ていただければ実績は山ほどあります。その中のどれを「凄い」と評価するかは人それぞれなのでなんとも。
落合陽一ファンの方のブログ記事とかを読んだ方が「凄さ」を感じやすいかも。
知識量は凄いですが、自分の知っている分野においては結構間違いが見つかるので、他の分野は大丈夫なのか心配です。
基本的に自説の補強のために様々なものを引用するので、引用先の思想に対して誤解が見られたり、使い捨てカイロのような適当感を抱いてしまいます。
ただの評論家だと思いますが....
経済評論家とか、肩書でマスコミを利用して売り込む人たちだと思いますが...
ずれた回答ですみません。
大学で宮台さんと一緒でした。非常に優秀でした。特に数学(統計学)についての知識が深かったです。
ただ、今は、数学の社会学への応用は、圏論の時代です。そういう意味では、やや過去の人ではないでしょうか?
圏論は、現代思想で特集ありです。
『現代思想』2020年7月号(特集=圏論の世界)
言ってることの内容とかはさておき、いつ休んでるの?カラダが心配。体力持つ?
けっこう
ビジュアル的に
けっこう
ビジュアル的に
古市氏の業績は、下記の通りあります。CiNiiで検索されれば、他の人でも確認できます。お試しください。
研究者としては、図書で40冊(単著と共著併せて)もありますから、大変売れっ子です。論文に至っては100件を超えています。
学会や大学では、一定の評価水準を超えていると云えるでしょう。
社会学の業績を積み上げていくことが、「パッとする」ことと、必ずしも結びつかないからではないでしょうか。
私的考察です。
YouTube等で拝見して、普通の若者代表なのか?と安易に見たのが初期でしたがはてさて、洞察力が凄い。
聞けば東大出身の学者様だった訳で・・・でも、ウイークリー落合なんて動画を見ると、
先輩学者さん達から「やるな!落合」とライバル視される程、大切な事を見落とさない繊細さも持ち合わせている
達人とも言える人でした・・・多分、話をすればする程、奥が深い人だと考えを新たにした程です。
※秀才は日々の努力から出来ている※
早くからホリエモンが認めていて、彼を通じてのインタビュー記事がツイッターで流れてきたのが最初の出会いでした。
その時に僕はコメントしました。「分かりやすいけど理屈っぽい」
専門用語のようでいて、どこかで聞いた単語。テクノロジーを浅く広く知っている人間には、言葉を追うのが宝探しのようで心地いいんです。
AIの話はしますが、世間にAIがバカ受けしているから自己領域を拡大して波に乗っていこうという程度であって、中核を捨てたわけでなく、むしろAIきっかけで守備範囲へ招待しようとしています。
好奇心に忠実なあまり理屈を多用するスタンスだけ見ていたら、見誤ると思います。
沙川貴大教授はどうでしょうか。
でも、少し紹介しています。以下の動画も面白かったです。情報理論は熱力学に由来しているとか、灘高出身で高2から解析力学を勉強していたというようなエピソードもありましたね。
権威の面を見るなら、彼のFacebookページにあるプロフィールで圧倒されるでしょう。
見た目がどうしても受け入れられなくて見ないようにしてるから分からないんですよねぇ。そんなにすごい人なの?