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どうも、中華系Quoranです。

本場の中華であってもすべてがうまいわけじゃないし、似てるか似てないか、うまいかうまくないかを別問題として考える必要があります。

日本人が運営しているいわゆる中華料理屋さんはほぼ100%、似てない、あるいはかなり本場と違うと考えていいと思います。だが、似てない=うまくないの理屈は全くなく、似てないけどおいしい、むしろこっちのほうが良い例は数え切れない。。個人的にうまいと思ったのは「餃子の満州」です。本場の中華よりさっぱりした、かつ和風独特の繊細さというか、安定した味の管理が好きでした。看板の焼き餃子は、本場の水餃子を超えたうまさでついつい店に入ってしまいます。

一方で、中国には皆さんの知らない、いわゆる学食系料理、ないしは暗黒系料理が存在します。(中国の学校はほとんどやったことあると思う一例)学校の食堂は、経費削減のため、食材を最大限に利用するように、前日余った果物ややさいを一気に関係ない炒めにぶち込んで出来上がる雑炊をよく作ります。日によってはバナナチキンカレー、メロンの豚肉煮など、強烈な違和感と大草原を引き出すような料理が頻繁に出ます。

これ以外にも、鮮度の落ちた野菜を使うことや、処理の手抜きなど、中国でしか味わえない味がいっぱいありますが、必ずしも物まねして、似てればおいしくなるわけではありません。ちなみに、個人的に不思議と思っているのは、中国の学食って、別に共通のレシピーなんて存在しないわけですが、みんな各自でテキトウに手抜きや経費削減をした結果、なんと似たような独特な味に収束するんですよ。ちゃんとした用語がないので、僕はあの味を食堂系と呼んでいます。ありがたいことに、日本にもそういう食堂系の中華料理屋が健在するんですけど、ぼくはあまり踏み込みません。。

もちろん、物凄く美味しい本場の中華料理もあります。でもうちは貧乏だったし高級レストランなんてほとんど行けず、中国の何が一番おいしい?と言われるといつも答えができない。家族一緒で作った水餃子かな?うちは白菜ではなくセロリの餡が定番でした。餃子の餡については宗教戦争みたいになってしまうのでここではここまで。。

(自分が気づいた日本語的おかしいところはなるべく修正するようにしています。コメントや修正意見も歓迎です。)

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