この方をご存知でしょうか?
おそらくご存じないと思います。
それではこの男性、ウェス・チェリーさんの作品をご覧ください。
史上もっとも遊ばれたコンピューター・ゲームです!
これは金の卵を産む鶏に違いない!そう思われたでしょう?
おどろくことに、彼は一銭たりとも儲けていません、このゲームは世界中すべてのウィンドウズが走るコンピューターにもれなくインストールされているにもかかわらず。
なぜでしょう?
1988年にウェスさんがこのゲームを開発したとき、彼はマイクロソフトのインターンでした。しかしこれは正式なプロジェクトではなく、時間に余裕があり退屈しきっていというのがそもそもの作成のきっかけでした。
会社や学校で暇を持てあました場合、あなたなら何をするでしょうか?いいんです、ウェスさんは例外ですから :)
「ソリティアのプログラムを書こうと思いついたは、本当に暇だったからです。当時は今ほどゲームが豊富ではなかったので、自分で作らざるをえませんでした」と彼は述べています。
マイクロソフトによると当時マウスはまだ一般には普及していなかったので、マウスに馴染んでもらうためにゲームをOSの一部に含めたとのことです。
「でも正直なところ、遊んで面白いゲームっていうだけで十分ですよね」とチェリー氏は振り返ります。
「年度内にバグをどうにかするようにとIBM XTを支給されただけで、金銭的な報酬は一切ないことは明確に告げられていました。私にとっては願ってもない好条件で、その気持は今でも変わりません」
ウェスさんの現在の職業は何でしょうか?
ワシントン州でハード・サイダーの会社を経営しています。
ちなみに、人生は順調なようです。
結論:
世界はウェスさんのような人をもっと必要としています!
彼に敬意を表して、サイダーで乾杯しましょう! :)
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